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髙井章光弁護士が、全国倒産処理弁護士ネットワーク第19回全国大会シンポジウムにおいて、「コロナ禍での中小企業の再生支援・廃業支援の留意点-私的整理を中心として」と題する講演を行い、また、コロナウイルス禍にて実施された民事再生案件についての報告においてパネリストとして参加いたしました。

2020年11月15日

全国倒産処理弁護士ネットワークは全国において倒産事件や事業再生案件を担当する5000名を超える弁護士の団体であり、年一回、全国大会が開催されています。今年はコロナウイルス禍の影響があり、オンライン開催となりました。その全国大会において、髙井章光弁護士は、講演を行い、コロナウイルス禍の影響で窮境状況にある中小企業の現状を報道や統計から説明した上で、その再生支援手法全般について説明し、関与している特定調停案件や中小企業再生支援協議会案件について報告しました。全国大会のシンポジウム第一部が髙井章光弁護士の講演でしたが、第二部はコロナウイルス禍において実施されている民事再生案件の報告があり、その報告においても、髙井章光弁護士はパネリストとして、同案件の監督委員での立場における意見を述べました。致死性ウイルス流行において、未曾有の状況下での倒産処理、事業再生案件処理には、なかなかスポンサー側の判断が難しい点など特徴的な問題点があり、その対応方法について、報告しております。