2021年9月10日
現在の中小企業経営者の大きな年齢層が70歳に近づいておりますので、事業承継問題は後半戦に入っている状況と言えます。親族内承継においても、承継後の対応が重要となり、また、後継者不在企業にとってはM&Aを利用する機会が多くなってきております。本書初版は、3年半前に発刊しておりますが、本書では、さらに上記の現状を踏まえ、「ポスト事業承継」や「M&A」に関して記述を補充し、そのほか現在の問題意識を盛り込んだ改訂を行っております。髙井章光弁護士は初版に引き続き、本書においても、執筆を担当するとともに、編集のまとめ役を担当しております。