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髙井章光弁護士が中小企業大学校にて中小企業支援担当者研修(上級研修『円滑な事業承継・事業廃止の進め方』)「円滑な事業廃止に向けた支援」と題する講義を行いました。

2021年10月29日

中小企業の事業承継においては、親族内での承継、幹部従業員による承継ができないことも少なくないため、外部への事業承継(M&A)を試みる場面が増えています。他方、外部への承継が必ず出来る訳でもありませんので、「廃業」という対応も必要となってきます。特に新型コロナウイルス禍においては事業環境が厳しいため廃業を選択せざるを得ないケースが増えております。中小企業支援担当者において、このような相談を受けた場合のため、①早期廃業の準備・対応、②実際の廃業手続、③債務が多い場合の対応とその際の保証債務処理(経営者保証ガイドラインの適用)、④M&Aを利用して事業を残しながらの廃業方法について講義を致しました。