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日本法律家協会発行の「法の支配」185号に髙井章光弁護士が執筆した「中小企業による司法アクセスの現状と課題」と題する論考が掲載されました。

2017年4月30日

「法の支配」第185号は「司法は遍く行き渡っているか」という副題です。論文の欄において、法テラス、裁判手続、ローエイシア等に関する論考とともに、中小企業による司法アクセス問題について論じました。中小企業は減少傾向に現在あります。特に今後の10年間は、経営者の高齢化による交替時期をむかえ、円滑に事業承継できるかが大きな問題となっております。他方、弁護士の中小企業問題の取扱いは統計においては減少しており、中小企業における弁護士活用も低調のまま推移しております。中小企業がかかえる様々な問題は法的対応が必要なものが多く、弁護士による支援が適切になされる必要があります。当事務所では、中小企業問題全般について積極的に取り組んでおりますが、さらに積極的に取り組む重要性を感じております。


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