2017年5月29日
上場企業のみならず、中小企業においても経営権をめぐる紛争は少なくありません。本書は、会社法における紛争予防手段、実際に紛争が生じた場合の対応手段のほか、会社解散・倒産の場面での対応、さらには株式会社以外の法人の経営権をめぐる問題について、幅広くわかりやすく解説しております。髙井章光弁護士は、これまで上場企業の会社経営権をめぐって生じた新株発行の差止請求事件(平成16年宮入バルブ事件ほか)に多数関与した経験のほか、中小企業における少数株主権の行使による株主総会や取締役会をめぐる紛争等の多数の経営権に関する紛争を扱っており、その経験から本書の編集・執筆に携わりました。