トピックスTopics

髙井章光弁護士が「破産管財人の債権調査・配当」岡伸浩ほか編(商事法務)において、論考を発表しました。

2017年6月23日

破産手続では、様々な債権者・利害関係人を巻き込みながら清算手続を実施していきます。髙井章光弁護士は、破産手続の実務家弁護士向けの同書において、破産債権の調査・認否について、「損害賠償請求権」、「賃貸借契約の終了に基づく原状回復請求権」、「連帯債権」についての論考を発表しております。「損害賠償請求権」においては、被害が進行している状況であったり、多数の被害者が生ずるようなケースの対応について、「賃貸借契約の終了に基づく原状回復請求権」については破産者が賃借していた不動産の明け渡しの際の原状回復請求権の法的性質について、さらに複数の債権の間に関連性が存する「連帯債権」について破産手続における取扱いについて論じております。なお、同書の正式発刊日は7月7日となっています。